6月29日(木)の朝、学校応援団読み聞かせボランティアの岩下さんによる朝の読み聞かせが、1年2組の教室で行われました。
はじめに読んでいただいたのが「おたまじゃくしの101ちゃん」です。
いちべえぬまで生まれた101匹のおたまじゃくしたち。かえるのお母さんと一緒に、みんなで仲良く暮らしています。ある日、遠足に出かける途中、道草をして迷子になってしまった101ちゃん。探しにきたお母さんが、代わりにザリガニとタガメに捕まってしまい・・・。
お母さんがえるの深い愛情と、子どもたちがみんなで必死になってお母さんを助けようとする姿には心を打たれるものがあります。以前おはなし会で読んだ時も、子どもたちは皆夢中になっておはなしに聞き入っていました。最後はお母さんが無事目を覚まし、ほっと一安心。幼少期の子どもの心をしっかり捉えたこの作品、ぜひお子さんとともに味わってみてください。(EhonNaviより)
ハラハラドキドキの内容に、子どもたちも思わず身を乗り出して聞き入っていました。岩下さんの上手な読み聞かせが、その臨場感を増していました!!
2冊目が「女王さまのぼうし」です。
イギリスから届いたユーモアいっぱいの絵本です。
女王さまがお出かけをすると、強い風でぼうしが吹きとばされてしまいます。ぼうしを追いかけて、女王さまが走り、女王さまの犬がいっしょに走り、衛兵たちもつづいて走り、銀のおぼんを持った執事さんも走ります。
ぼうしを追って、ロンドンの街をめぐる小さな旅をどうぞ。
とってもおしゃれな絵に魅かれて借りたのですが、開いてすぐのページのバッキンガム宮殿の絵の細かさに感動。女王様の帽子が飛ばされて、英兵たちも一緒に帽子を取ろうとするお話です。イギリスの有名なビッグベンなど、いろんなところが出てきます。この後、イギリスの宮殿周辺を詳しくしりたくなります(笑)最初に地図になっていますが。とってもお気に入りの1冊になりました。(EhonNaviより)
楽しくて、ロンドンのことがよくわかり、しかも最後のオチがホッとする素敵な絵本で、素敵な読み聞かせでした! 本当にロンドンを旅しているような気持ちになりました!!
3冊目が「ひとあし ひとあし」です。
ある日、はらぺこのこま鳥が小枝にいる緑色のしゃくとり虫を見つけ、飛びつこうとした。すると、しゃくとり虫は、「食べないでくれよ。ぼくはしゃくとり虫だ。便利なんだよ。いろんなものの長さを測るんだ」。そこでこま鳥は言った。「じゃ、わたしのしっぽを測っとくれ!」。しっぽの長さを測ってもらったこま鳥は感激して、しゃくとり虫を他の鳥たちのところに連れていった。
命を狙われて、とっさに出た言葉、「ぼくいろんなものの ながさを はかるんだ」しゃくとりむしが計ったのは、本当は相手の自尊心だったのかもしれませんね。純粋にその計る場所が面白いのでページをめくる楽しさがありました。そして、最後の大ピンチ、目に見えないものまでをはかった“しゃくとりむし”には思わず、お見事!と言ってあげたくなります。しゃくとりむし! 君には生き延びるに足りる知恵が十分にあるね!
『スイミー』と同じくらい、低学年の読みきかせや、教科書にすら掲載して欲しいと思ったレオニの作品でした。とてもお薦めです(EhonNaviより)
レオ・レオニと谷川俊太郎のゴールデンコンビの作品ですから、内容的にも本当に素晴らしかったです! そして、岩下さんの読み聞かせが子どもたちの心をつかんでいました!! 読み聞かせには人柄が表れますね!!
素晴らしい3冊の絵本で、子どもたちの心をとらえた素敵な読み聞かせをしていただいた岩下さんに心より感謝を申し上げます!!