ニュース 令和4年度

「今週の子ども達」2月3日

寒に入り、いよいよ寒さが一段と厳しい時季となりました。甲府でも水道管が凍るなど氷点下の日が続き、25日は子ども達からも「耳が痛い」という声が出るほどの寒さでした。今年はコロナ感染だけでなく、学級閉鎖の処置をとる小学校も出るなど、インフルエンザも流行する気配があります。寒さは続きますが「冬来たりなば、春遠からじ」の通り、春はもうすぐそこまで来ています。ご家族揃って2つのウィルスの感染症対策にご配慮いただきますようお願い致します。

 

「3学期学級役員認証式」

3学期は、学習も生活もまとめの時期に入ります。そして、卒業・進級と次のステップへの準備段階でもあります。この日は、3学期の学級役員さんに認証状を渡しました。どの子も真っ直ぐに前を見て受け取り、やる気を見せていました。学級の仲間をしっかりとまとめて、1年間を締めくくってくれることと思います。

 

「中学生による学校紹介」

西中学区三校連携の中に中学生による学校紹介があります。本校の卒業生が母校である舞鶴小学校に戻ってきて西中学校の様子を説明してくれました。去年の6年生を思い出しながらも、子ども達は中学校1年生になった先輩の成長した姿に感銘や憧れを持ち、来年の自分の姿を重ねていました。

子ども達は、「人気の一番ある部活動は何ですか」「小学校の授業のスピードと中学校のスピードは違いますか。」と積極的に手を上げて質問していました。突然の質問でしたが、中学生の対応も素晴らしく、落ち着いて「小学校も中学校も教科書を基本に勉強していくので同じだと思います。ですが、今日勉強した範囲は、今日のうちに家に帰ってコツコツ復習すると分かるようになると思います。」など経験をもとに小学生にも分かりやすい回答をしてくれました。さすが西中生と感心させられるとともに、羽ばたいた子が成長した姿を見て嬉しく思いました。

 

「避難訓練」

子ども達の安心安全の確保のために、1年間に何回か「避難訓練」を行います。はじめは先生がついて教室から避難経路を確認する段階なので、先生方の指導もあり、子ども達は落ち着いて避難しました。次は、休み時間など先生がいない状況でそれぞれの場所から避難する段階で、これも落ち着いて避難しました。今回は、先生にも子ども達にも知らせずに突然避難訓練をしました。そのような中でも、先生方は迅速に子ども達の安全を確認し、子ども達も先生がいない中でも落ち着いて避難していました。「災害は忘れたときにやってくる」という言葉にもあるとおり、3.11の東日本大震災の教訓を忘れず、突然大地震が来ても教職員も子ども達も自分の命を守ることが出来るよう、これからも安心・安全な学校づくりに取り組んでいきたいと思います。

 

「3年くらしの移り変わり」

100年くらい前の生活の様子を知り、現代の生活と比べて、昔の暮らしの良いところや苦労を見いだし、おじいさんやおばあさんの時代から暮らしを高めようとしてきた工夫を理解することがねらいです。

この日は、昔の画像を見た後、考古博物館の先生方が子ども達に「洗濯板での洗濯・石臼での粉挽き・天秤を使った水の運搬・背負子を使った重い荷物の運び方」の4つのコースを用意し、体験させてくださりました。子ども達は、「手が痛い・大変だ・重い・疲れる」などの感想を持ちながら、先人の苦労や知恵を学んでいました。

 

「業前体育」

コロナ禍のため子ども達が外に出る機会は大分減ってしまったようです。本校では、冬になると子ども達の体力つくりの一環として「業前体育」になわとびを取り入れています。久しぶりのなわとびでしたが、低学年は「勇気100%」の曲に合わせてリズム良く跳んでいました。

上手に跳べたので思わず拍手をしましたが、後ろから拍手が重なり、振り返ってみると放送委員会の6年生の男子が、やはり拍手をしてくれていました。なわとびに真剣なまなざしで取り組む子ども達も素晴らしいですが、見守り拍手してくれた6年生の「思い遣る心」の美しさを感じました。

高学年は、低学年よりも高度な技になっただけでなく隊形移動や曲のテンポも変わり難易度があがっていましたが、久しぶりの縄跳びにもかかわらず、先生から出された動きのポイントの指示を確認し上手に跳んでいました。「習うより慣れろ」の諺の通り、子どもの時に一度身についた動きは、時間が経っても体が覚えているのだと思います。

 

「新入学児童保護者説明会」

コロナウィルスの第8波が押し寄せて来ていましたが、今年度の新入児保護者説明会は、感染対応をしっかりと行い、通常通りの開催としました。入学までに準備することや入学式の案内などをお伝えし、終了後には下校方面ごとに「お迎え」をお願いするために当番表を作成していただきました。また、物品販売や小学校生活の様子についてスライド等を通してお伝えすることもできました。来年度は、マスクの着用や感染症の分類も見直されるようですが、子ども達にとって良い形で進んでくれると良いと思います。

 

 

次回の「今週の子ども達」は、2月17日に掲載を予定しています。