令和3年度

「今週の子ども達」3月26日

2学期までは「林間学校、授業参観、運動会、陸上記録会、修学旅行、拡大校内研究会……」と進んでこられたのですが、3学期は、オミクロン株の猛威により「分散登校、分割授業、オンライン授業」と感染拡大防止に努める傍ら「学年部会、6年生を送る会、学校委員会……」については中止や時間短縮などの対応に追われることとなり、令和3年度もコロナウィルスに翻弄された1年間でした。

そのような中、ここまで来ることが出来たのも、保護者や地域の皆様のおかげだと感謝しております。この場をお借りして、改めましてお礼申し上げます。来年度も、引き続き本校の教育へのご理解とご協力をお願い致します。

 

「甲府の子どもの教育総合推進校」

 

 

 

 

本校は、令和2年度より「甲府の子どもの教育総合推進校」の研究指定を受けて、「思い遣る心の醸成」と「学力向上」の研究に取り組んでいます。校内研究では、全ての先生が、より良い授業をめざして研究授業を行いました。今年度は、1~3年生までを低学年ブロックとして「算数科」、4~6年生までを高学年ブロックとして「国語科」の授業改善に取り組んできました。

6年生は、「自分が感じる「秋」を表現する俳句を作ろう」のめあてのもと、多様な考えを引き出せる課題設定で、小林一茶の俳句の学習をもとに「秋」を感じる多様性を引き出しました。語彙や七五調への理解、実生活との関連させるためにChromebookを活用し、目的意識を明確にして自分なりの俳句作りを行ったため、子ども達は、興味関心をもって学習に取り組んでいました。

3年生は、「計算のしかたを考えよう」のめあてのもと、1枚23円の紙を3枚買うときの代金の計算方法と考え方について、これまで学習した「かけ算の見方や考え方」をもとに図や具体物、ヒントカードを使ってまず自分で考えました。

その後で、友達と解き方について意見交流を行いましたが、自分なりの考え方を出し合う中で、どの子も興味関心をもって学習に取り組んでいました。

2年生は、3年生の授業を参考に「7の段の九九」の求め方を考える授業を行いました。これまで学んだ「九九の求め方の見方や考え方」をもとに、図や具体物を使って自分なりに考え、友達と考え方の意見交流を行いました。また、「拡大校内研究会」では、西中や池田小の先生方にも参加していただき授業を行いました。

来年度も子ども達の学力向上に向けて、校内研究に取り組んで行きたいと思います。

 

「6年生を送る会」

例年、卒業式に参加できない在校生が6年生に感謝の気持ちを届けるために「6年生を送る会」を行います。今年度は、分散登校で学年ごとに体育館に集まることができなかったので、新児童会を中心に5年生が色紙を作り6年生へのプレゼントとしました。

当日は、事前に撮影した6年生の紹介を含め、校内テレビ放送で行いました。6年生には、在校生からの感謝の思いを、ふるさと舞鶴小の思い出の一つとして大切に残して欲しいと思います。

 

「児童会引継式」

6年生が卒業を迎え、児童会も引き継ぎを行いました。今の児童会からエールが送られた後、新児童会長さんからは、「来年度は“笑顔であいさつ”にも取り組んで行きたい。」など、これまで6年生が取り組んでくれたことへの感謝と来年度への決意が伝えられました。来年度も本部を中心に全校が一体となって児童会活動が活発に行われることに期待しています。

 

「東日本大震災から11年」

東日本大震災から11年がすぎましたが、復興には課題がまだまだ多いそうです。この日は、地震発生時の2時46分が下校時間と重なってしまったので、昼の放送に合わせて、全校で1分間の黙祷を行いました。黙祷を捧げる子ども達を見ながら「命」の大切さを思い、いつまでも災害や争いのない暮らしの中で、健やかに育って欲しいと願いました。

 

「令和3年度 卒業証書授与式」

前日の雨天と一変して、卒業式当日は肌寒い中でしたが、旅立ちの日にふさわしい清々しい青空が広がりました。

子ども達は、受付を済ませた後、教室で友達や学舎との最後の時間を味わっていました。感染拡大防止のため、人数制限や時間短縮を図りましたが、卒業生の素晴らしい態度で、立派な卒業式を挙行することが出来ました。

 

保護者の皆様にはご協力いただき感謝致します。ありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。

 

「修了式」

朝の玄関で健康チェックをしていると、子ども達から「おはようございます。」「ありがとうございます。」という「ことば」をもらいます。とても幸せなひとときです。

いよいよ今日で令和3年度も終わりとなります。それぞれの学年の子ども達からは1年間の振り返りや来年度への希望などの発表がありました。コロナ禍の終焉は見えませんが、舞鶴の素敵な子ども達を最後まで応援していきたいと思います。

 

1年間のご愛読をありがとうございました。