3月7日(木)の午後7時から、校長室で第2回学校評議員会を開催しました。
本校の学校評議員の皆様5名全員出席していただき、今回は、学校評価について話し合いをしていただきました。この話し合いが、本校の「学校関係者評価」となります。学校から、次の4点を協議事項として提案させていただきました。
1 学校からの課題提起・願い(学校長より)
(1)保護者アンケートで、17項目中16項目のA評価が向上したことへの感想と今後の取り組みについて。
(2)「主体的・対話的で深い学び」の学習を中心とした学力向上への意識を教師や子ども、保 護者にも一層高めたい。そのための具体的方策とその実施の様子。
(3)子ども達が、学校の中ではあいさつができるが、地域ではできないという実態と課題があるが、その改善方策と実施の様子。
(4)「無言清掃」を中心に、掃除に取り組む子供の姿を引き出したい。そのための具体的方策とその実施の様子。
この提案について、学校評議員の皆様には、積極的かつ熱心にご討議いただただく中で、次のようなご意見をいただきました。
2 学校評議員の皆様からのご意見
(1)保護者アンケートでのA評価の向上について
○大変望ましい状況である。今、校長が中心となって行っている取り組みを継続していってほしい。
(2)学力向上について
○子どもにとっての意識として、勉強が「わかる」から「よくわかる」になるのは大変難しいことであり、関わりが大きい自主学習の定着も難しいが、学校では意識づけをうまくしているので、継続して取り組んでいってほしい。
○昔と違って、現在は子ども同士で話をしながら学習するという形に力を入れているが、良い方向性だと思う。総合的な学習の時間のとん汁づくりを手伝った時には、自主的に友だちに声をかけ、会話をしながら作業していたが、その姿を大切にしていってほしい。
○「学校が楽しい」との質問がアンケートにあると思うが、「楽しい」と「学習がわかる」は、大きく関係していると思うので、その関係を意識して伸ばしていく必要がある。
○校長先生がリーダーシップをとり、よくやってくれている。5年後、10年後を見据えて、更によくなるように継続して取り組んでほしい。
(3)地域を巻き込んだあいさつ運動の推進について
○地域に舞鶴小の卒業生が増え、舞鶴小が中心となった地域になってきた。あいさつ運動に関しても、今後も3地区が協力して取り組めるようにしていくことが大切である。
○地域にいる子どもクラブや育成会等の指導者が高齢化しているので、つなげていく指導者が必要ではないか。若い世代である保護者の力が必要であり、子どもクラブや育成会の催しに積極的に参加するようになってほしい。
○3地区が協働して参加している「まいづる祭り」は、つながりを深めて活性化させるよい機会なので、その場で積極的に宣伝をしていくとよい。
○地域の高齢者の会で、昔の遊びを子ども達に教える企画があったが、そのような活動についても、学校でも宣伝をしてもらい、地域の方と子ども達との関わりの機会を増やしていきたい。
○「いつもありがとうございます」と言ってくれた6年生がいたが、「感謝・思いやり」の気持ちは、子どもが小さいうちから育てていきたい。
(4)「無言清掃」を中心にした清掃指導について
○「無言清掃」について、「あいさつ」も同じであるが、取り組みに対する子ども・教師・保護者の目的や意識の共有が大切である。
学校評議員の皆様の有意義なご意見を数多くいただき、お陰をもちまして、本校として来年度、次のように取り組むことが決定しました。
①学力の向上に向けて、基礎・基本の確実な定着と主体的・対話的で深い学びの実現(学び合いと「甲府スタイル」の授業の更なる充実)
②あいさつの地域への広がりと誰に対してもできる明るく爽やかなあいさつの定着
③学年の発達段階に応じた無言清掃のさらなる推進
お忙しい中をお運びいただき、夜遅くまで熱心にご意見をいただきました学校評議員の皆様に心から感謝申し上げます! 本当にありがとうございました!!