ニュース 令和3年度

「今週の子ども達」5月20日

プリンセチア

校長室の窓際に、ピンクの葉がついたプリンセチアと深紅の花をつけたシクラメンがあります。枯れてしまいそうだったのですが、昨年度から水やりや肥料を与えていたらこの時期に色づきました。丁寧に手間暇をかけることが大切なのは、植物も子ども達も同じだと感じます。それにしても、日照時間等を変えなくても本来植物は「春を待って、伸びる時期になれば自然に伸びる」のであって、冬の代名詞は「人間の都合」なのだと感じつつ、「相田みつを」の詩「トマトとメロン」を思い出しました。

 

避難訓練

今年度初めての避難訓練を行いました。目的は、「避難経路を確認することと、避難時に危険はないか、自分の目で確かめる」ことです。窓ガラスが割れて上から降ってくることもあり得るので、いかに早く安全に校庭に避難できるかがポイントとなります。子ども達には事前に避難訓練のあることを伝えておきましたが、初めて参加した1年生も立派に避難することができました。子ども達には「あぶないからはなれる」力を付けて欲しいと思っています。6月3日には、雨天でも引き渡し訓練があります。引き渡し訓練の後、帰宅時には、登下校時にどこが危険か子ども達と確認していただき、「あぶないからはなれる」指導をお願いします。

 

児童総会

「児童総会」がTV放送で行われました。今年度の児童会活動のテーマは、「あいさつ・絆・思いやり №1の笑顔輝く舞鶴小!」ととても素敵なものとなりました。子ども達には、「人民の、人民による、人民のための政治」に模して「児童会の、児童会による、児童会のための児童会活動」と話しました。本校においでになったお客様からは「舞鶴の子は、とても礼儀正しくあいさつができますね」と言われます。学校を良くする主人公は子ども達です。子ども達が知恵と力を出し合って、これまで育んできた伝統と文化を大切にして、素敵な「舞鶴小学校」を創っていってくれることを期待しています。

 

おまわりさん

本校の子ども達が事故や事件に巻き込まれないよう、「甲府駅前交番」のお巡りさんが、日々登校指導やパトロールカーでの巡回指導を行ってくださっています。爽やかな笑顔で「可能な限り来ますよ」と言ってくださり、心から「ありがとうございます」と答えました。舞鶴小学校は、地域の方が見守りをしている。警察の方が巡回している。という姿が、安全の確保と防犯の抑止力になっていると思います。「ありがとう。駅前交番のおまわりさん。子ども達をお願いします。」

 

交通教室

天気が心配されましたが、曇り空というベストコンディションの中、1年生と3年生は昨年度臨時休業で実施できなかった「交通教室」を実施しました。どの学年も、まず体育館横のピロティで説明を受けた後、校庭に描かれた道路と信号機を使って正しい横断歩道の渡り方や自転車の乗り方について体験活動を行いました。

1年生は、「右を見て、左を見て、また右を見る。ハンドサインを出して車が止まってから渡り、渡った後はドライバーにお礼を言う。」3年生は、「正面の信号に従い、ゆっくりと交差点を曲がる。踏切などは一時停止する。」など、具体的な指導を受けました。

3年生は、今回の「交通教室」を終え、学区内で自転車を乗ることができるようになりますが、本校は、広い学区の上に交通量も多く、交通事故が懸念されます。幸にも昨年度は大きな事故はありませんでしたが、ご家庭でも子ども達が自転車に乗る場合は、「飛び出しは絶対にしない」など、命を守るために、しっかりと交通ルールを守ることの大切さをご指導ください。また、学校通信でお伝えしたとおり、保険への加入を忘れずお願いします。

 

林間学校結団式

本年度も、5年生は「林間学校」にいくことになりました。林間学校は、その名の通り「学校」です。不便な中での活動を通して、子ども達が考えた「自然とふれあい、協力し、楽しく学ぶ 林間学校」のテーマの通り、「自然は厳しいもの、夜は怖いもの、自分一人で生きているのではないこと」等々、沢山のことを学んできて欲しいと思います。

 

演劇教室

昨年度は、コロナウイルス感染防止の観点から実施できなかった演劇教室ですが、三密を避けるため、卒業式や入学式と同様に間隔を空けてパイプイスを設置し、2学年ずつの低・中・高の3部制で、カーテンをしても換気用に窓とドアを開けて実施しました。「雨降り小僧」というタイトルでの演劇でしたが、低学年から高学年まで、楽しみながら観るなかで、「人間の生き方、純真さ、信頼、自然への畏敬」等々、子ども達の心に様々な「種」を残してくれたと思います。「民話芸術座」の皆さんのご理解とご努力に感謝します。ありがとうございました。

 

次回の「今週の子ども達」は、6月4日を予定しています。