平成30年度 6年生のページ

6年生のページ 7月11日(水)《校外学習》午後から甲府空襲展の見学に行きました!

7月11日(水)の午後1時少し前、6年生は毎年恒例になっている甲府空襲展の見学のため山梨県立図書館に出発しました。私は、午後3時から本校の学校保健委員会があり、その時の「学校長あいさつ」のプレゼンテーションをする準備のため図書室にパソコンや大型ディスプレイのセッティング等していて、若干遅れて会場に移動しました。

 

県立図書館の1階のイベントスペースに着くと、パーテションで区切られた東側の会場で、ご退職なさいました女性教諭の皆様による「もうひとつの七夕」のスライド劇が行われていました。私はもう3年連続拝見させていただいていますが、今年は例年にも増して心のこもった声の演技で、私自身は途中からの鑑賞だったのにとても感動しました。子どもたちも強く心に響くものがあったことと思います。6年生からは積極的に感想を発表したり、お礼の言葉をしっかり言ったりすることができました。

   

イベントスペース西側の会場で様々な展示物や掲示物が展示されていたのですが、後半はそれを鑑賞しました。一つ一つの展示物や掲示物が戦争の悲惨さを物語っており、子どもたちは真剣にそれを見たり読んだりしていました。中には茶色くさびついた焼夷弾が展示されており、それは触っても良かったので、子どもたちは触ったりにおいをかいだりして「油のにおいがする」と言っていました。これが上空から投下され、たくさんの数が地上に降ってきて当時の木造の家を焼き尽くしたことにリアリティーを感じ、とても恐ろしくなりました。特に、舞鶴小学校の学区である春日地区や穴切地区、相生地区がB29から投下された焼夷弾によりすっかり焼け野原になり、多くの死傷者を出し、甚大な被害を出していたことに子どもたちは改めて驚いていました。

子どもたちが平和の大切さを学び、戦争の悲惨さを感じることができる甲府空襲展を開催していただいた関係者と、「もうひとつの七夕」を演じていただいた退女教の皆様に心から感謝申し上げます。