4月26日(木)の朝、保護者の学校応援団読み聞かせボランティアの豊前さんに朝の読み聞かせをしていただきました。
まず、報告があるのが後ろに並んでいる4名の皆さんです。向かって一番左は岩下さんで、今、読み聞かせボランティアの会長兼コーディネーターをやっていただいています。1学期の読み聞かせの分担表作成などコーディネートを、全て岩下さんにお願いしています。そして、その右側の3名の方が、今回、新たに読み聞かせボランティアとして加入した皆さんです。1人1人の紹介は後日、読み聞かせをする時にしたいと思いますが、皆さん、自分の読み聞かせに備えて、今日は見学に来られました。豊前さんの上手な読み聞かせは、皆さんの参考になったことと思います。
今日の1冊目は「おおきくなるっていうことは」です。
子どもはみんな、「大きくなったね」と言われるのが大好き。でも、「大きくなる」って、どういうこと? 背が大きくなること? 年が大きくなること?
この絵本では、「大きくなるってどういうこと?」という疑問について、子ども自身にとって身近な事例をいくつも挙げて答えていきます。
例えば……
「おおきくなるっていうことは ようふくが ちいさくなるってこと」
「おおきくなるっていうことは まえより たかいところに のぼれるってこと」
「おおきくなるっていうことは ちいさなひとに やさしくなれるってこと」
など、子ども自身が自分の「心と体の成長」を実感できる内容がたくさん登場します。
シンプルでまっすぐな言葉と、やさしくてユーモラスな絵が、心にすっと入り込んできます
昨日より今日、今日より明日、心も体もぐんぐんと成長している子どもたち。
この本は、読むたびに親子で新しい発見と出会えます。子どもはきっと、「あ、これもできるようになった」「この意味がわかった」と思うでしょうし、親もきっと「あの頃はこれができなかったのに大きくなったなぁ」と感じるでしょう。「これはまだできない」と思うこともあるかもしれません。でも、そう意識することもまた、ひとつの「成長」ですね。
お誕生日のお祝いにはもちろんのこと、進級や新学期の節目、そして何気ない日々の中でも、ぜひ親子で読んで「成長」を感じてもらえたら嬉しいです。(EhonNaviより)
今日は打合せが伸びて読み聞かせをあまり聴くことができず、校長室で本の情報交換ができなかったので、絵本ナビの文章を掲載させていただきます。
2冊目は「はるがきた」です。
すぐそこなのに、なかなか訪れない春。まちは灰色、人々も同じ様に暗くてしずんだ気持ちに・・・そんな時。
「ねえ!どうして春を待ってなきゃいけないの?待ってなんかいないでさ、ぼくたちでまちを春にしようよ!」
なんて前向きな発言。
この男の子の素敵なアイディアと人々の素晴らしい行動力によって、あっという間にまちが輝きはじめたのです!
後から見れば例えそれが一時のことだったとしても、世界は少しずつ変わっていくのかもしれません。ちょっと大げさな言い方かもしれないけど、その位絵本じゅうを駆け巡る躍動感と明るさは、読んでいる私達の心にも喜びと力を与えてくれますよね。(EhonNaviより)
3冊目は「葉っぱのあかちゃん」です。
植物の一年の変化のうち、木々の芽ばえに注目した一冊です。寒い冬の間、冬芽のコートにくるまった木々の芽は、葉っぱをひらく準備をしています。春が来れば、やわらかな、やさしい緑がふくらんで、葉っぱの赤ちゃんが生まれます。葉っぱのあかちゃんはいろんなすがた。そして、色もいろいろです。ゆっくり、ゆっくりページをめくってくださいね。(EhonNaviより)
大きな絵本なのでご主人手作りのイーゼルを活用したり、笑顔一杯、子ども達の心に響く読み聞かせになりました! 読み聞かせのお手本を示していただいた豊前さんに心から感謝しています!!