10月26日(木)の朝、2年2組の教室で保護者の学校応援団読み聞かせボランティアの小林さんによる読み聞かせが行われました!
1冊目に読んでいただいたのが「あした花になる」です。
蘭の花に恋をしたかまきりは、くる日もくる日もその花に会いに行きました。いつもいっしょにいたいと願い、祈りつづけていると、ある朝、かまきりは花になっていたのです。いもとようこが長年あたためてきた力作絵本。願いつづけることの大切さが心にしみるストーリーです。
ハナカマキリ・・・ 私はこの虫を知りませんでした。こんなにも素敵なカマキリがいるのかと驚きでいっぱいです。さらにハナカマキリの想いの強さに感動を覚えました。
いもとようこさんがハナカマキリの写真を見て、その変身ぶりの素晴らしさ、見事さに驚き、いろんな思いが交差してこの作品ができたそうです。
5歳の娘、4歳の息子も、この作品とハナカマキリに興味を持ったようです。実際のカマキリを見る機会も少なく、絵本などで見るカマキリは怖いイメージが強く、二人とも苦手意識が強かったのですが、このハナカマキリだけは実物を見てみたいと言っています。まずは、いもとようこさんの絵の美しさ、変身したカマキリの美しさを味わってほしいと思います。そして《願えば叶う》ということを、この作品から感じ取ってくれたらと思います。(EhonNaviより)
私が2年2組に行ったときにはこの絵本を読み終わっていたので、子ども達の反応を見ることができませんでしたが、絵本を読ませていただいて、「心から強く願い祈れば、その願いは叶う」という絵本の主題が心に強く響きました!
2冊目は「まかしとき!」です。
お手伝いをほとんどしたことがない、ななえちゃん。おばあちゃんの怪我をきっかけに奮起して「ごちそう」を作ろうとしますが、できたものはぐちゃぐちゃで…!? 家族愛があふれるストーリーです。
関西弁の絵本って、読んでいて楽しい。
でもそれだけでなく、お手伝いを頑張ろうとする女の子がとってもかわいくて、ほほえましい。
失敗しちゃっても、頑張る姿が素敵です。
その頑張りを認めてくれる家族も素敵。子どもがもっとお手伝いできる~!と読んだ後はりきっていました。(EhonNaviより)
子ども達の写真を見れば、みんなハラハラドキドキしながら、主人公のななえちゃんの頑張りを心の中で応援していることがわかりますね! 「小林さんはすごいなぁ!」と思ったのは、関西弁の絵本ですから当然関西弁で読まなければいけないのですが、甲州人の私には恐らく関西の方が読むようにはいかないと思うのですが、小林さんの関西弁はほぼ完璧でした! テンポ速く、声色を上手に使い分けて読むので、子ども達は絵本の世界にすっかり浸ったと思います!!
心に響く絵本と元気でがんばる気持ち満載の2冊の絵本を上手に読んでくださった小林さんに、心から感謝を申し上げます!!