平成29年度 1年生のページ

1年生のページ 10月29日(日)保護者の学校応援団読み聞かせボランティアの矢崎さんによる朝の読み聞かせが行われました!

10月26日(木)の朝、1年2組の教室で保護者の学校応援団読み聞かせボランティアの矢崎さんによる朝の読み聞かせが行われました!

最初に読んでくださったのが「ちいさいタネ」です。

風にのって旅に出るタネ。うけつがれる命のすばらしさを、小さなタネのぼうけんにたくして、あざやかなコラージュで描きます。

秋、強い風が吹くようになると、花のタネたちは風に乗って、遠くへ運ばれていきます。
飛び出したたくさんのタネのなかに、とくべつちいさいタネがひとつ。
ちいさいタネはなかまと一緒に飛んでいきます。
タネたちは旅の途中で、太陽に焼かれ、氷の山に落ち、海に落ち、砂漠に落ち・・・力尽きていきます。
風がやんで地面に落ちても、鳥に食べられ、ねずみに食べられ、人に踏まれ・・・。
ちいさいタネは困難を乗り越えて、元気いっぱいに大きくなり、見事な花を咲かせます。
最初のページに描かれた花のタネは10個。この10個の仲間たちが、苦労しながらも力をあわせて旅をする、というのが子ども向けのお話の定石でしょう。
しかし自然界はそんなに甘くはありません。様々な困難を乗り越えて、子孫を残すことができるのは、ほんの一握りの幸運な個体だけなのです。
読む人や時期によって様々な捉え方ができる、とても奥の深い絵本です。
作者は世界的ベストセラー絵本「はらぺこあおむし」(偕成社)のエリック・カール。
独特のコラージュ(貼り絵)に味わいがあります。(EhonNaviより)

最後に矢崎さんが「さあ、今度はタネはどこまで飛んでいくのでしょうね?」と聞くと、子ども達から「宇宙まで!!」という反応があり、矢崎さんはニッコリ笑っていました! 子ども達は夢中になって聞いていたから、こんな素敵な言葉が返ってくるのですね!

2冊目は「にょろへびやのへびんくん」です。

へびんくんのお父さんとお母さんは、なんでもにょろへびやさん。どんな仕事でもがんばります。将来、にょろへびやになりたいへびんくんも、友だちのためにがんばりますが…。

今年の干支・巳年に合わせて、選んでみました。
にょろへびやのパパ・ママは、本当にすごいです。
子供も面白そうに見ていました。
なによりも、へびんくんの頑張りは応援したくなるものでしたね。
成長の瞬間を見たような気持ちになりました。(EhonNaviより)

子ども達は夢中になって集中して聞いていました! とても楽しく聞いていたと思います! その証拠に、矢崎さんが読み終わると、すかさず子ども達から「あと五分ある! もう1冊読んで!!」と声がかかりました!!

最後に読んでくださったのが「うんちっち」です。

うしろに手を組み、まっすぐこちらを見つめるうさぎの子。
この子、いつでもどこでも言う言葉はただひとつなんです。その言葉とは…
「うんちっち」。
なんてこと。でも、本当なんです。
お母さんが「ぼうや、おきなさい」と言っても、
お父さんが「ちびすけ、ほうれんそうを おたべ」と言っても、
いつも答えは「うんちっち」。
ところがある時、ぼうやの前にオオカミがやって来た!
うさぎの子はどうするの?やっぱりあれを答えちゃうの?
そこからは予測もつかない展開になっていき…!?

この絵本の面白さをわかってもらうには、一度でも声に出して読んでもらえば充分。
ページをめくるたびに繰り返される「うんちっち」には大人も降参、笑いが止まりません。
子どもたちなんて、一つめの「うんちっち」の時点でニヤリとしているはず。そこから頼みもしないのに「うんちっち」の大合唱が始まるにちがいありません。
ここには書きませんが、オチも最高ですよ。

うさぎの子の表情に、かなり味があるこの絵本はフランスから。
日本では長らく絶版になっていた『うんちっち』、待望の復刊です
ヘビーローテーションになってしまう覚悟があるならば、親子でどうぞ!(EhonNaviより)

子ども達の写真を見てもらえばおわかりのように、笑顔一杯で楽しそうに聞いていました! 最後のオチも大爆笑でした!! 矢崎さんの3冊の絵本のチョイスのセンスがとても素敵でした!! 読み方も3冊とも変えて、それぞれの絵本の良さが生きる読み聞かせでした!!

素敵な絵本のチョイスと素晴らしい読み聞かせをしていただいた矢崎さんに心から感謝を申し上げます!!