5月29日(月)の1校時に、1年1組の教室で国語の校長参観授業をしました。
あいさつをしている様子ですが、座っているときの姿勢を確認し、よい習慣が身につくように指導していました。特に1年生では、こうした地道な指導の積み上げが大切です!!
本日の学習は「わけをはなそう」というタイトルで、笑ったり泣いたり怒ったりしているとき、その訳が言えるようになる学習です。笑っている子どもの絵を見せて、どうして笑っているのか想像させて、その理由を言ってもらいました。「朝顔の芽が出た」とか「絵が上手で褒められた」などの意見が出されました。
「女の子は〇〇〇〇」「どうしてかというと〇〇〇〇からです」という定型文で言う学習です。1年生ではたくさんの言葉や言い方を学習していきます。特に、その気持ちになった理由を話せるようにすることは、子どもたちにコミュニケーション能力をつける上で、大変重要な学習です! 窪田先生はワークシートを配り、まず一人一人に文例を視写させ、その言い方が身につくよう指導していました! そして、絵の女の子が喜んでいる理由について自分の想像した内容を、自由に書かせました。
子どもたちは、今回の定型文を十分理解していたので、すぐ書くことができました! もちろん、机間巡視して、必要な子どもに適切な指導をしていました!!
自分の書いた文を、全体に発表しました。いろいろユニークな内容があり、とても感心しました!!
ワークシートをノートに貼り付けています。このようにすることで、ノートが子どもたちの学習のポートフォリオとなっています!! こうした習慣を身につけることで、3年生以上の自主学習ノートの取り組みに発展させることができます!!
驚いている絵について、理由を想像してワークシートに書き込みました。笑顔の絵で取り組んでいるので、子どもたちはすぐに書き込むことができました!!
その女の子がどうして驚いているのか、ペアコミをしました。子どもたちは実際に友だちに話すことによって、その言い方(文型)を身につけることができます!!
代表の子二人に、みんなの前で先ほどのペアコミを発表してもらいました。特に、女の子は男の子に絵を見せながら話していますが、こうした相手意識を持って話すことが重要です!!
今後、子どもたちがコミュニケーションしていく上でも、また、論理的な学びを進めていく上でも大変重要な学習を丁寧にしていただいた窪田先生と、その指導に応え、活発な学習をした1年1組の子どもたちに大きな拍手を送ります!!