６月１９日（火）の４校時に、６年１組の教室で国語の校長参観授業を行いました。単元名は「学級討論会をしよう」で「立場を明確にして主張し合い、考えを広げる討論をしよう」という学習をしました。６年１組では「朝食はご飯よりパンが良い」というテーマについて、肯定グループと否定グループに分かれて討論会をしました。これまでに、１人１人が、立場ごとに考えられる理由を挙げ、討論会の進め方を確かめ、準備をしてきました。
最初に、学級討論会のテーマを確認し、進め方の確認をしました。
「初めの主張」をするための主張する理由の確認をしました。特に説得力のあるものを整理して伝えられるように準備しました。
前にいる３名が司会者とタイムキーパーと記録者です。上手に討論会の進行をしていました。それぞれ立って話をしているのが「初めの主張」の様子です。最初に立って話しているのが肯定グループで、パン食の良さについて理由をつけて主張しました。次に立って話しているのが否定グループで、ご飯食の良さについて同じく理由をつけて主張しました。
「初めの主張」を受けて、疑問点を整理し、それぞれのグループに質問をする相談をしました。肯定グループと否定グループは、初めの主張を踏まえ、質問を予想し、準備をしました。
聞くグループから肯定グループと否定グループに対して質問が出されました。肯定グループと否定グループでは、その質問に対して相談をして、答えました。
これまでの主張や質疑を受けて、聞くグループが相談し、より説得力のあったグループの意見と、そう感じた理由を述べました。結論的には、否定グループの方がより説得力があったという結論になりました。
最後に金井先生がまとめをして、学習を終了しました。
立場や主張を明確にして発言をしたり、主張と理由の関わりをわかりやすく説明できたり、相手の発言の意図を考えながら聞き、その主張と理由が適切かどうかを検討できた６年１組の子ども達と、その適切な指導をした金井先生に大きな拍手を送ります！！
