平成30年度 1年生のページ

1年生のページ 5月31日(木)《読み聞かせボランティア》1年3組の教室で岩下さんによる読み聞かせが行われました!

掲載が遅くなって申し訳ありませんでした。5月31日(木)の朝、1年3組の教室で保護者の学校応援団読み聞かせボランティアの岩下さんによる朝の読み聞かせが行われました。

 

1冊目は「はのはのはなし」です。

歯が痛むので、こうたが鏡でよーく見てみると・・・なんと歯から小さな葉っぱが2枚生えていた!!
「歯から葉っぱ!?」
想像するだけで、ちょっとおののいてしまう設定なのですが、これはユーモア絵本ですのでご安心を。

当の本人のこうたは?と言えば。
「もしかして おいしい みが なるのかな」
にやっと笑い、こっそり口の中で育てる決意をするのです。
どう育てていいのかわからないので、担任の先生に葉っぱを大きく育てる方法を聞いてみると、毎日水をやって、太陽の光を当てて、風通しをよくして、栄養を与えていけばいいとのこと。
こうたは、帰り道太陽に向かって口を開け、深呼吸をしたり、天ぷらをたくさん食べたりして、大忙し。すると葉っぱは少しずつ増えていきます。大好きなアイスもがまん、がまん。
とこがある日、大変なことが起こります。
歯がかゆくなってきたので、奥歯を指ではさんでみていたら、いきなり後ろからお母さん。
「まぁ!なにしてるの。だいじょうぶ?」
驚いた拍子に大事な歯がぽーん。
飛んでいってしまった!!

さて、こうたの大事な歯は見つかるのでしょうか。結局、何の実だったのでしょうか。
お話は更に驚きの展開をむかえます。それは読んでからのお楽しみ!

それにしても、自分の歯から何かが生えてくるなんてすごい事件。
でも、考えてみれば歯が生え変わるこの時期、口の中で歯がグラグラしたり、抜けたり、新しい歯が生えてきたりっていうエキサイティングな出来事を実際に子どもたちは経験するんですよね。
一体自分の口の中はどうなっているんだろう?抜けた後はどうなっちゃうんだろう?
もしかしたらそんな不安と好奇心から、色々な想像をふくらませている子どもたちはいっぱいいるのかもしれません。作者の中西翠さんもそうだったのでしょうか?
そんな妄想と空想を、山本孝さんがばっちり面白く絵で見せてくれていますよ!(絵本ナビより)

歯の生え替わる1年生にぴったりの読み聞かせとなり、子ども達は興味津々で聞いていました!

2冊目は「だるまちゃんとかみなりちゃん」です。

雨の日。だるまちゃんが外に遊びに行こうとしたら、何かへんなものが…
「ぴかぴか ごろごろ がらがら どしん」
空から落ちてきたのは、かみなりちゃんと浮き輪!

泣いているかみなりちゃんのために、だるまちゃんは木に引っかかっている浮き輪を取ってあげようとします。ところが、だるまちゃんとかみなりちゃんの背じゃ届かないのです。困っていると、そこへやって来たのはかみなりどん。大きなくもに乗って、かみなりちゃんを迎えにきたのです。

かみなりどんは、お礼にと、だるまちゃんをくもに乗せて「かみなりの国」に招待してくれたのですが、そこは驚く様な素敵な世界で…!

だるまちゃんと、そのお友だちが繰り広げる様々な「遊び」の世界。それを愛らしい物語にしたかこさとしさんの大人気「だるまちゃん」シリーズ。「かみなりちゃん」が登場する本作はシリーズ2冊目です。

主人公が日本の伝統玩具の「だるま」をモチーフにしていることでも驚きますが、今回登場するお友だちは、かみなりの男の子。二人の組み合わせが最高に個性的でユニークですよね。困った顔をしていたかと思えば、迫力のある真剣に考える顔になったり、楽しそうに笑っていたり。二人を見ているだけでもこの絵本は飽きることがありません。でも、何より魅力的なのは、想像していたよりずっと先進的な「かみなりの国」。発売から50年が経った今見たって、立派な未来都市です。そして、登場するもの全てに二本の「つの」が付いている遊びゴコロも、かこさんは忘れてはいません

シリーズの中でもずっと人気のあるこの絵本。ママやパパが子どもの頃に読んで覚えているくらい、名場面がたくさん! 今でも小さな子どもたちの心を捉えて離さないのは、読んで納得の1冊です。(絵本ナビより)

本当にこの絵本は名作ですね。子ども達はとても楽しそうに聴いていました! また、加古里子さんのご冥福をお祈りいたします。

3冊目は「おめでとうのいちねんせい」です。

温かくユーモア感覚にあふれる詩と、素朴な絵やユニークな立体作品が溶けあうなかに、ドキドキ、ワクワクの一年生の生活を描きだします。(絵本ナビ)より

最後に残った3分間に、詩を一編読んでいただいて有効活用していただきました!

1年生のぴったりの楽しく心豊かになる絵本を、子ども達の興味関心を上手に引きながら読み聞かせをしていただいた岩下さんに心より感謝申し上げます!