2年生のページ 平成29年度

2年生のページ 12月6日(水)2年2組の教室で保護者の学校応援団読み聞かせボランティアの齊藤さんの読み聞かせを掲載しました!

12月4日(月)の朝、2年2組の教室で保護者の学校応援団読み聞かせボランティアの齊藤さんによる朝の読み聞かせが行われました。

1冊目は「くるみわりにんぎょう」でした。

雪のクリスマスイブ。クララは名付け親から、くるみわり人形をもらいました。
その晩、真夜中に目をさますと、人形がねずみの兵隊におそわれています。
クララがどうにかねずみをやっつけると、人形は呪いがとけて、王子様の姿になりました。
そしてお礼にクララをお菓子の城に招待してくれて…?

バレエで知られる物語に、英国で人気の絵本画家が絵をつけました。
美しいクリスマスの物語を、詩人・蜂飼耳の訳でお楽しみください。(EhonNaviより)

夢のような現実のような不思議な物語、バレエの演目としても有名です。齊藤さんの読み聞かせに子ども達もくるみ割り人形の世界に浸っていました!

2冊目は「ムーミンのふしぎ」です。

海の色は、いろんな気候で変わっていますよね。たしかに不思議です。そんないろいろな海の色の標本がほしいムーミン。

帰宅すると、染料で染めているママを発見!でも染料の濃い色とは違ってすごく素敵なピンクになります。どうして?

そしてスニフの拾ったすごくきれいな色のはずの石、、、、でも見たらそんなきれいじゃない。どうして?

いろんな「なぜ」を抱えながらも、とりあえずスニフの石は水でぬれたらもとのきれいな色になることを発見したムーミン。疑問がたくさんあってもとりあえず1つは解決、といったところですね。

娘は最近ムーミンカフェにいったばかりだったので喜んで読んでいました。親の私は個人的にはスナフキンの言葉「ほしいとおもったら、ぼくならまず、それをとにかくじっとみるね。そして、それをたいせつにあたまのなかへしまうんだ。そうすれば、そいつはなくなったりしないし、こわれたりもしない。もちすぎておもくなることもない。」というのが、とてもよかったと思います。その言葉を学んで、きれいな海の色、夕焼けを心に焼き付けるムーミン。そうすると、より綺麗に見えて素敵な思い出になりますね!(EhonNaviより)

齊藤さんも「この本は哲学です」と言っていましたが、私もそう感じました。単に楽しいとか可哀想とかではなく、物事の真理を表している絵本だと思いました。星の王子様を読んだ時の感動と同じものを感じました。齊藤さんの誠実さのあふれた読みで、子ども達の心にも響いたと思います!

とっても素敵な本、深い本を選んでいただき、その本の素晴らしさが伝わるように読み聞かせていただいた齊藤さんに心より感謝申し上げます!!