11月27日(月)の朝、1年2組の教室で保護者の学校応援団読み聞かせボランティアの大西さんによる朝の読み聞かせがありました。
最初に読んでいただいたのが「しんごうきピコリ」です。
あか、あお、きいろにピコリ!と変わって、道路を整理する信号機。
今日はパトカーくんといっしょに、信号機の色についてお勉強!
あおはすすめ。きいろは注意。あかは止まれ。
かんたん、かんたん!
・・・て、あれ!? なんだか、見たことのない色になっちゃった!
車はいったい、どうしたらいいのでしょう?
著者は『だいおういかのいかたろう』や『ほこほこの学校』で知られる大人気絵本作家ユニット、「ザ・キャビンカンパニー」。
絵本だけにとどまらず、立体作品や絵画など、幅広い分野で活躍する著者があらたに描くのは、まかふしぎな信号機のおはなしです。
舞台となるのは、とある街の横断歩道。
チェックや、花柄や、独特のパターンで飾られたデザインの車と街並みは、まさしくザ・キャビンカンパニーワールド!
どことも知れぬ異国情緒にあふれ、なんだか旅にでも出た気分……
その街でバイクは「ひょーひょー」と走り、バッタのように車がはねて、「ぴょーん!ぽいーん!ぽいーんのぷーん!」
ひと目でそれとわかる画風はもちろん、奇抜なコンセプトや独特なオノマトペも加わって、他では味わえない強烈な個性の作品になっています。
そしてもちろん、この街の主役は信号機!
ピンクにオレンジ、それにむらさき!?
めずらしい色に変わる信号機と、それにまつわる、まさかの交通ルールとは―─
奇想天外な発想から生まれる、予測不能の展開がたのしい一冊です。(EhonNaviより)
打ち合わせの関係で直接読み聞かせを聴くことができずに残念だったのですが、読ませていただいてとても楽しい絵本でした! 楽しい読み聞かせになったことと思います!!
2冊目は「おりょうりとうさん」です。
鉛筆で濃淡をつけて描かれているような書き方がとても好きです。温かみを感じました。ばばばあちゃんの作者だったとはとても驚きました。あまりにも画風が違ったからです。お父さんがカレーライスを作る時わざわざ前掛けをするところはとても料理を作ろうとする意気込みを感じました。材料や道具が逃げ出すシーンは思わず笑ってしまいました。でも捕まえた後のお父さんの顔はとても満足そうで私も安心しました。この本の中で一番好きなシーンはお父さんの手が玉ねぎを刻んでいるシーンです。このお父さんはそれぞれの野菜をきっちりと別々の器に入れて準備しているところが私の心を虜にしました。みんながおいしそうに食べているシーンは私も嬉しくなりました。食べている時頬に手を当てるお母さん。そんなに美味しいカレーを私も食べてみたいです。普段仕事で忙しいお父さんが愛する家族の為に腕をふるって貴重な時間を使ってカレーを作るという行為そのものが私の心に響きました。おいしいものを食べている時本当に幸せな時間が流れているんだな。と家族でカレーを食べているシーンから感じました。(EhonNaviより)
これも直接、読み聞かせを聴くことはできなかったのですが、絵本を読ませていただいて、子どもだけでなくこの世のお父さん方にも読み聞かせてもいいのかなぁなんて感じました!
最後は「カッパもやっぱりキュウリでしょ?」でした。
どうやらこの絵本「世界中のカッパが泣いたベストセラー」らしい!?
そんなカッパたちの心を動かした主人公は、やっぱりカッパです。
カッパは皆さんの想像通り、キュウリが大好き。いつもキュウリのことで頭がいっぱいです。
冷蔵庫に「キュウリがない」となれば、例え夜でもお財布片手に飛び出します。
向かった先はキュウリの自動販売機。(バリエーションがすごい!)
その帰り道、カッパは謎の物体に出会います。よく見ると、その物体は生きている!
しかも、色といい形といいキュウリの輪切りそのもの・・・これは!?
なんだか調子が悪そうなので、下心たっぷりに家に連れて帰るのですが。
シゲタサヤカ節、大炸裂の最新作。
今回も予測のつかない展開にぐいぐいと引っぱられていきます。
すっかり具合がよくなったその物体の顔色を見てカッパはひとこと。
「おい! なんかすげえことになってるけど、おまえ だいじょうぶか?」
さて、何が起きているのでしょう。思わず吹き出してしまうこと必須なのでご注意を・・・。(EhonNaviより)
子ども達はカッパのお話ということで、まず期待感がビンビン伝わってきました! キュウリの自動販売機が出てきたところでも大盛り上がりでした! 大西さんと子ども達で楽しくコミュニケーションしながら読み聞かせをしていて、それが読み聞かせいとっても良い影響を与えていることがよくわかりました!! 楽しく、笑顔あふれる読み聞かせになりました!!
楽しい本を選んでいただき、子ども達とコミュニケーションしながらさらに明るく楽しく読み聞かせしていただいた大西さんに心より感謝申し上げます!!