7月6日(木)学校応援団読み聞かせボランティアの大西さんによる朝の読み聞かせが、1年2組の教室で行われました。
1冊目は、次の日が七夕だったので、そのことを意識していただき「たなばたバス」でした。
『いただきバス』『いもほりバス』に続くバスシリーズの3作目です。今度のバスくんとねずみくんは星空で大活躍。おりひめさまの願いを叶えるために、力を合わせて奮闘します。おなじみのバスくんのだじゃれも満載です。「絵本をまるごと楽しんでもらいたい」、作者の藤本ともひこ先生が絵本を作るうえでいつも大切にしていることです。ダイナミックな画面展開に加えて、ストーリーの要所要所に子どもたちが参加できる遊びをたくさん入れています。カウントダウンをしたり、腕をぐるぐるまわしたり、よいしょよいしょとすいかを引っ張りあげたりと、聞くだけでなく全身を使って楽しめる絵本になっています。ロマンチックな七夕伝説とは一味違った『たなばたバス』で楽しい七夕を過ごしてください。(EhonNaviより)
季節感もバッチリで、子ども達にとって楽しい読み聞かせとなりました! ネズミたちが協力して、織り姫様の願いを叶えるというところはとても教育的です!! 大西さんの読み聞かせも、楽しさにあふれていました!!
2冊目は「くさる」です。スイカにハエがとまっていて、なんか気持ち悪そうな・・・ でも、とても教育的な絵本なのです!!
市内の小学校で、読み聞かせボランティアをしています。科学絵本が好きなので、よく読みます。この本、ぜひ6月頃の中学年に読んでみたいなぁ、と思いました。
ハエや生ゴミが出てくるのですが、きれいな色のイラストなので、嫌悪感なく見れます。低学年だったら、「うんこ」にも反応して笑っちゃうかもしれませんね。生き物が生まれて、強い動物に食べられて、死んで、くさって、土にとけて…という食物連鎖や、くさったにおいが危険信号だということなど、とってもわかりやすく伝えてくれる、いい本だなぁ~と思います。(EhonNaviより)
食物連鎖がわかりやすく描かれていて、読み聞かせを聞きながら感心しました! 子ども達の反応も、とっても良かったです! 大西さんははっきり聞き取りやすい読み聞かせなので、内容も良く伝わります!! 単なる読み物というだけでなく、子ども達にとって、とても良い勉強となりました!!
3冊目は「うそつきのつき」です。
レトロなスーツに帽子をかぶった、まんまる顔のおじさん。おじさんは、何があっても笑いません。「カメが、かめを かめないでいても。」絵の中で、カメが甕(かめ)を噛めなくて泣いています。読み手はまず、この腰砕けるダジャレが画面いっぱいの絵になってるだけで吹き出してしまいます。さらに、海中では別のカメがカメラでカメを撮影していたり、散りばめられた遊びにも、じわじわ可笑しさがこみあげてきます。でも、絵本の中のおじさんは涼しい顔。
「イタチが、としを はたちといっても。」輪っかのピアスをしたイタチのとぼけた横顔!吹き出しで「わたし、はたちよ」なんて言っています。それでも、おじさんは無表情。どんなおかしなダジャレの光景が目の前にあっても、このおじさんは笑わないんです。なぜって?おじさんの正体は・・・。
作者 内田麟太郎さんの繰り出すダジャレの数々に「どうだ!」とばかりに応える荒井良二さんの絵のパワー。言葉と絵の絶妙なタッグが生み出す、ハイセンスでナンセンスなダジャレワールド。最後に残る余韻には、大人も「うーむ・・」とうなってしまいます。じっくりと味わってみてください。
ダジャレや言葉遊びが分かるようになったら、親子で一緒に声に出して読むのも楽しいですね。(EhonNaviより)
言葉遊びの絵本です! 大西さんの読み聞かせは「こうした言葉遊びも得意だ!」ということを発見しました!
楽しい七夕の話から始まり、教育的な絵本、そして最後がナンセンスな楽しい言葉遊びの絵本、とても素敵な選書でした!! 次の読み聞かせもとても楽しみです!! 素敵な読み聞かせをしていただいた大西さんに、心より感謝をしております!!