1月30日(水)の業間休みに、子どもたちには避難訓練があるという予告をせずに、子どもたちにとっては突然の休み時間の避難訓練を実施しました。この訓練の目的は、担任の先生がいなくても自分で判断して自分の身を守り、その後、揺れが収まってから校庭へ避難するというものです。もちろん、この避難訓練に先立って、学級ごとに「どの場所にいたらどのように身を守ったら良いのか」ということを事前指導しておきました。
校庭にいた子どもたちは、一番安全な校庭の真ん中に集まり、身を低くして揺れが収まるまで待つことができました!
校舎内にいた子どもたちは、先生に先導されて校庭に避難してきました。校庭の真ん中で一次避難(揺れが収まるまで身の安全を守るために行動すること)をしていた子どもたちも、担任の先生が校庭の整列場所に着いて旗を掲げると、その前に整列しました。子どもたちは、突然の避難訓練にもかかわらず、普段の指導通りの行動を取ることができました。
この後、私の方から、近くに先生がいない場合は、自分で判断して、自分の身を守る行動を取ることの大切さと、震度4から震度7までの揺れの時の被害の様子を話しました。例えば、「震度6弱の時には、教室の扉や窓が開かなくなることがあり、壁の弱い部分がはがれて落ちたり、窓ガラスが割れて落ちてくることがあります。耐震強度の低い木造住宅では、屋根の瓦が落ちてきたり、傾いたり、つぶれてしまうことがあります。」といった具合です。※実際は、低学年生にももっとわかりやすい言い方をしましたが・・・ そして、どんな揺れの時にも、揺れはじめの最初の判断と行動が大切であることを伝えました!
これからも様々な機会を通して、自分で主体的に判断し、自分の命は自分で守れる子どもたちを育てていきます!