先週は夏のような暑さでしたが、今週は長袖が必要なほど朝晩は冷え込み、北海道からは初雪の便りが届きました。コロナウィルス感染者数も減り、このまま終息宣言となれば良いのですが、まだまだ予断は許しません。引き続き感染対策を行う中で、教育活動を進めていきたいと思います。
「秋の朝のあいさつ運動」
舞鶴小と池田小、西中は同じ西中学区として三校連携活動を行っています。継続指導の視点は「あいさつ・ききかた・おもいやり」ですが、12~14日には、三校が日を合わせて第2回目の「地域連携あいさつ運動」を行いました。
保護者のみならず「なでしこガーディアン」や育成会・民生児童委員の皆さんなど地域の方も含め、3日間でのべ33名の方に参加していただきました。2日目は、小雨のためピロティーでの実施となりました。
地域の方には、普段から子ども達への声かけや見守りをしていただいていますが、これからも子ども達の健全な育成のため、ご支援とご協力をお願いいたします。
「陸上記録会に向けて中学生訪問」
三校連携の一つとして、陸上記録会に向けて西中学校の皆さんが来校し、子ども達に競技のポイントを教えてくださりました。残念ながら、「さあ始めよう」とした時に突然の豪雨となり、残念ながらピロティーでの指導となってしまいました。それでも昨年度までいた「友達」が中学生の「先輩」として振る舞う姿は、6年生にとって来年の自分を重ね合わせることができる良い機会になったと思います。
「朝の読み聞かせ」
諸行事や分散登校のため見送っていた「朝の読み聞かせ」を再開しました。もちろん、3密を回避するなど感染対策をとっての実施となります。伝統的な絵本だけではなく、科学読み物など様々なジャンルの本を読んでくださるので、子ども達の読書の幅も広がると思います。
読み聞かせでは、どんな本を読んだら良いか、試行錯誤だそうで、図書館で良いと思って選んでも持ち帰って読み返すと自分のイメージと合わず、読み聞かせに使わなかった本も多いとお聞きしました。「読み聞かせ」は簡単なように見えて奥が深いと思いました。
「陸上記録測定会」
昨年度は各学校で行った陸上記録測定会は、今年度、緑が丘陸上競技場で実施されました。市内の全小学校が集まると密を避けられないため、参加校を2グループに分けて午前と午後の実施となりました。
6年生は、これまで体育の時間や放課後等を使い練習してきましたが、競技会ではなく記録測定会という意味は、自己の記録をより良くしようとすることが目的だからです。リレーが終わって「1分を切れたかな」と言っていた子がいましたが、競い合う相手は自分であり「より速く、より高く、より遠くへ」を意識していて素晴らしい一言と思いました。
子ども達にも話しましたが、人生の中で「競技場」を使って走ったり跳んだり投げたりする経験は、なかなか味わうことができません。また、市内の6年生が同じ場所に揃い、更には来年度一緒に通う西中学校の友達が隣に座り、その中で出場した友達を応援した経験も子ども達の心に残ってくれると思います。そして、落ち着いて応援する姿はとても素晴らしく、他校の先生から「舞鶴の子は、みんな良くあいさつをしますね」とうれしい言葉も頂きました。さすが舞鶴の子と思いました。
次回の「今週の子ども達」は、11月5日を予定しています。